我が家の虫の話その1 カブトムシ、クワガタがやってきた→翌年の成長まで(2024/6追加)

女医ママ
くまさん
女医ママ くまさん

我が家には現在生き物が3種類います。カブトムシ、クワガタ、ダンゴムシです。なぜその3種類か?どう育てているのか?についての話です。

虫好きな方、カブトムシ、クワガタ飼いたいな~という方向けです。

ちなみに私は虫は得意な方ではありません。

虫を飼ったことありますか?

夫はカブトムシ、クワガタ飼育歴はベテラン並みでした。私自身は昔カブトムシを飼ったことは2回ほど、鈴虫を2シーズン飼ったくらいの虫飼育歴です。

我が家ではこれまで虫を飼っていませんでした。

身近な虫の代表

身近な虫はアリとダンゴムシです。チョウチョやトンボも飛んでいますが、子どもがすぐに触れられるのは断トツこの2種類でしょう。虫の本ははっけんずかんシリーズのものを持っていたり、虫好きな夫が図書館に行くとカブトムシ、クワガタを中心に選んでいます。

虫の本の紹介から

今回もまずは本の紹介をします。写真系が2冊、絵本系2冊です。

はっけんずかん むし

のりもの のときも紹介しました。小窓になっていて開けるのが楽しいです。いろいろな虫が載っています。

カブトムシ・クワガタ飼い方&原色図鑑

カブトムシ、クワガタの本は多種多様です。家ではこちらと夫が昔買ったというカブトムシ、クワガタ、セミのそれぞれの小冊子があります。図書館でもいろいろなカブトムシ、クワガタの本を借りてきます。こちらはこれから飼って、繁殖させていきたい方向けです。

写真系が続いたので、絵本も2冊紹介します。

かぶとむしのぶんちゃん

写真のリアルさより絵本のかわいらしさが向いている子どもにはこちらの絵本がよいと思います。我が家の子どもたちはどちらも気に入っています。

この作者さんは昆虫絵本をシリーズ化しいて「くわがたのがたくん」という本もあります

わたし、くわがた

くわがたのメスからはじまります。読んでもクワガタのメスの違いがよくわかりませんけども、絵本の中であごの説明などさっとされています。「かぶとむしのぶんちゃん」よりも図鑑寄りの見方ですが、「へ~」と大人も楽しめる絵本です。こちらも昆虫でシリーズ化されているそうです。

カブトムシとクワガタを飼います

実体験の話、採集から世話について

カブトムシ、クワガタの採集から

子どもたちもカブトムシ、クワガタ、気になる存在という状態になってきましたので、今が飼うチャンスかなと思っていました。

どうやって手に入れるかを夫と話していた時、夫が「昔は家の近くで採ってたんだけどな~、いないかな~」と言っていました。

都内でも昆虫採集ができる公園があると調べて、夫が早朝自転車で行ってきました。すると「カブトムシのメスが採れた!」と喜んで戻ってきました。朝から子どもたちはカブトムシ観察です。自分ではカブトムシもクワガタも特徴的な角がないのでメスがいてもわからないな~と思いました。

せっかくなのでつがいにしたいな~どこかでカブトムシの相方がいないかと買うことも含めて検討していました。

カブトムシ、クワガタ触ってみよう

夏はあちこちで昆虫イベントがあります。東京スカイツリータウンで「大昆虫展」があり、ちょうどカブトムシと触れ合えるというので行ってきました。

室内の「ふれあいの森」には放し飼いのカブトムシがたくさんいました。子どもたちははじめて手に乗せたり触ったりとじっくり向き合うことができました。

怖がるかな?と心配していましたが平気なようで乱暴に扱うこともありません。では自分もと触れ合う前にいつのまにか自分の服にくっついていました。

夏休みの出会い

夏休みで伊豆高原に行ったのですが、虫との出会いを期待して昆虫採集のカゴと虫取り網を持っていきました。着いて早々、カゴと網を持って宿の周りを探しましたが日が出ているせいか、みつかりません。

早朝宿の部屋の扉から出ると何かの虫がいました。夫を呼んでみてみもらうと、「ミヤマのメスだよ!」とミヤマクワガタのメスをゲットしたのでした。

ここで問題が、家にはカブトムシのメス、手元にはミヤマクワガタのメスでどちらも違う虫です。そして奇跡的な出会いが!そのあとで遊びに行った伊豆グランパル( https://www.granpal.com/)の入り口付近でカブトムシ、クワガタの販売をしていたのです。販売のお兄さんは採取名人らしく、近くで採ってきたり買ったりしたものを売っているようでした。ここでカブトムシのオス、ミヤマクワガタのオスをそれぞれ買うことにしました。300-500円と都内で買うよりもお安い値段でした。

伊豆から自宅まで虫たちの入った箱の外には保冷剤をつけて、虫がバテないように慎重に持ち帰りました。

ようこそ我が家へ

カブトムシ、クワガタのために2つ別々の大きな水槽を用意しました。土やエサを用意してお世話を始めます。子どもたちもお世話を見たり、どこにいるかな~とのぞいていました。深夜は活動時間帯でゴソゴソ音がしました。

昔カブトムシを飼ったときはスイカの皮や鰹節を入れていた記憶ですが、今は栄養のゼリーを挙げるので、エサやりは大変ではありません。虫たちはこのゼリーが好きで、置くと群がっていました。

虫、暑さに負ける

ミヤマクワガタは高温が苦手で低い気温が必要とのことで、虫の水槽の周りに冷凍庫の保冷剤を毎日変えて入れていました。さらに25℃以下でないと産卵しないそうです。

ある日、都内が大雨停電になった際に冷房が止まってしまっていて、ここでミヤマクワガタは亡くなってしまいました。

カブトムシは成育は順調で元気に夜ごそごそしていました。最後はカブトムシのオスが家に来てから2カ月くらいで亡くなりました。

卵、幼虫に

虫たちが死亡した後にどちらの水槽にも卵がいくつかあることがわかりました。そしてしばらくして幼虫になっていました。どんどん大きくなり、合わせて30匹近く。手狭になり水槽を増やしました。これもすべて夫がやっています。現在も水槽には子どものこぶし大の幼虫が垣間見えます。

  • 虫を飼う場合のポイント

事前に買い方の本でチェックしておくことと思いますが、ポイントをあげていきます。

1.どこで?

温度や湿度を気にする必要があるので、水槽の場所をどこにするか決めておきましょう。猛暑が続くので外に置くのは無理ですよ。そして管理次第ではめったにはありませんが脱走の可能性もありますよ。

2.だれが? 

誰が世話をするのか?は非常に重要と思います。虫が得意でない場合は、カブトムシ、クワガタのお世話を誰ができるまでは卵、幼虫にはトライしない方がいいと思います。自分が土の入れ替えをしないとと思うと自分にはストレスです。幸い飼育歴もある夫が100%やっているので私はノータッチで助かっています。

3.事前準備は?

虫の大きさ、数にあった水槽を用意しましょう。カブトムシ、クワガタと同じケースには入れないようにしましょう。虫が隠られれる木枝など。専用の餌はゼリータイプが交換が楽でおすすめです。虫用の土、環境整備のための霧吹も必要です。土の深さは産卵させる場合は深い方がよいとのことです。★外から枝など持ち込む場合はダニなども付着するため清潔にして落としてから水槽に入れます。

4.どこで採る?買う?

虫がいるところを調べて採ってくるのが子どもにはいいのでしょうが、なかなか予定通りは行きません。そしてカブトムシ、クワガタに関しては早朝や深夜の活動になるので、特に小さいお子さんは採集に出れないでしょうから、採集にこだわらなくていいと思います。買う場合には専門店もありますが、昆虫展をしている場所では売っていることが多いと思います。「大昆虫展」でも販売されていましたが1匹800円など少々高めでした。今回伊豆で自然に手に入ったのと買えたのはよかったです。

ママくまさん
ママくまさん

大きさや値段から犬、猫より飼うのが楽と思うかもしれませんが、しっかり管理してあげないと虫には過酷になります。今回は夫、大活躍でした。

飼育の本にも書いてありますが、実際役立つのは実体験で、昔世話していた人に勝るものはなかったです。

そして今回ダンゴムシまでは行きつかないので、後日その2としてダンゴムシをテーマにします。→我が家の虫の話2 虫ではないけれどもダンゴムシ

後日談 虫の成長(2024年6月追加)

この幼虫からさなぎになるところまで順調にいき、さなぎは動くのか夜にゴソゴソと音が聞こえてきます。

翌年の5月末にゴソゴソの音が大きくなり夫が水槽を覗くと、なんと!成虫が!まだ5月という時期にカブトムシのオス1匹、メス2匹がさなぎから成虫になっていたのです。夫は深夜に水槽から虫かごにオスとメスを分ける作業をしていました。

この後、生まれ故郷の公園にこの早めに出てきたカブトムシは6月に放しました(写真)。合計17匹が誕生し、1匹は職場の幼児のいるご家庭にもらわれていきました。全部立派なカブトムシになりました。1年かけて成虫とその子供の成長を楽しめて有意義です。子どもたちはカブトムシ好き、触るのも大丈夫で立派な虫育です。

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