前回はクワガタ、カブトムシの話でした( 我が家の虫の話その1 カブトムシ、クワガタがやってきた)。今回は我が家で育てている3つ目の生物、ダンゴムシです。同じく虫好きな方、気になる方むけです。
子供が触れる虫は?
我が家の子どもたちはアリ、ダンゴムシ、クワガタ、カブトムシは触れるのですが、他にはまだ慣れていません。
公園でも家の前でも少し湿った落ち葉の隙間を観察するとダンゴムシはいるのです。子どもはダンゴムシを丸めて何匹も何匹も掌に乗せています。
ダンゴムシの本を数冊読むと、赤ちゃん自体は足が12本である、脱皮をする、フンは平べったい四角い形(これはうんこずかんより)などなどだんだんだんごむし博士化していきます。
似ているのはワラジムシ(下)と写真つきで乗っていても、ダンゴムシとの違いがよくわかりません。ただワラジムシと妊娠中のダンゴムシは丸まらないという知識を得ました。(ダンゴムシみつけたよ)
ダンゴムシ みつけたよ
だんごむしプチ博士になれますよ!
絵本は先日のカブトムシでも紹介した昆虫シリーズの絵本もあります。
ころちゃんはだんごむし
ただダンゴムシが苦手という方は読み聞かせにはつらいかもしれません
ダンゴムシを学ぶ
先日子どもの自然体験教室に行ったときにテーマがダンゴムシでした。枯れ葉と土が入ったトレーを渡され、本物のダンゴムシを探してシャーレに乗せていました。顔を観察したり、ダンゴムシが何を食べるか、どういう習性があるのか、足は何本か?と参加した子どもたちは楽しそうにしていました。
ダンゴムシが向きを変えて曲がる習性を利用してダンゴムシが曲がるのか簡単な紙で作ってもらった道に入れて実験しました。この習性を使用した動画がありました。(下の出典HPをチェックしてください)
交替性転向反応(こうたいせいてんこうはんのう)という言葉をご存じですか? 右→左→右→左→右と交互に曲がる向きを変えて進む動物の習性のことをいいます。そしてどこにでもいるあのダンゴムシも、この習性を持っているのだそう。
https://funq.jp/jiyuken/article/585217/
また、ご存じの方もおおいですが、昆虫は足が6本、ダンゴムシは足が14本。そう、ダンゴムシは虫ではありません。ダンゴムシは甲殻類に分類されるので、エビ、カニの仲間なのです。というわけで本タイトルが虫ではないダンゴムシとなりましたが、ムシという名前がつくのに虫ではないという矛盾がありますね。
ようこそダンゴムシ
体験教室で出会ったダンゴムシは持ちかえってもよいとのことで、参加した子どもたちは全員ダンゴムシを持ち帰っていました。
持ち帰る途中で子どもが「お腹がすいた~」というので、近くのモスバーガーでポテトとジュースを飲んだのですが、机にはダンゴムシの入った容器が入った袋を置いています。これ、中身を知られると飲食店としては不味いな~などと思っておりました。
霧吹きで水をあげること、キャベツやニンジンなどのエサをあげることを教えてもらっていたので、「自分でお世話をやる!」と意気込んでいます。
ところが2日たつとダンゴムシの存在を忘れています。3日坊主どころではありません。あれ?水やっていないね、ダンゴムシ乾燥して死んでしまったかもよ!と告げると急いで見に行き、霧吹きをかけて、キャベツをあげていました。その翌日は忘れてしまっていて、ダンゴムシが生き延びるよう工夫しなければと見守っています。
生き物を飼う、扱うことを、この小さなダンゴムシを通じて知ってほしいと思う親でした。
[…] そして今回ダンゴムシまでは行きつかないので、後日その2としてダンゴムシをテーマにします。→我が家の虫の話2 虫ではないけれどもダンゴムシ […]