乳腺炎はどうなったか?
このブログのはじまりは、肉芽腫性乳腺炎になってステロイドが始まったから、とお話ししました。
中等量のステロイドの内服で乳腺炎症状は軽快した、というところで終わっていました。
その後の経過です。
ステロイドは徐々に減っていき、終了しました
まず内服のステロイドの量が2週間毎に減量されました。
その間、乳腺の切開後にドレナージの目的にナイロンの糸が残っていたのですが、自然に取れてしまいました。その後から膿が溜まりだしたので、乳腺のしこり症状と押すと痛みが出てきました。
再診時にステロイドの増量となるかと思いきや、再度の皮膚の小切開および排膿、洗浄で再度ナイロン糸が留置されました。ステロイドは減量の方向性は変わらず、内服して2カ月弱でステロイドは中止になりました。
まだ排膿がありますが、初診時のような発赤、熱感や痛みはありません。経過としては膿がありくすぶっているものの、生活に支障はないので良しとしています。
ステロイド副作用の睡眠障害はどうなった?
ステロイド開始とともに出現していた中途覚醒ですが、ステロイドが減量されていっても変わりませんでした。
22時ころに寝て、1~3時には起きる、ただ日中はそこまで眠くならない状況でした。
ステロイドが中止になってから、2日目に4時ころまで寝ることができたので睡眠障害もほぼなくなりました。
そのほかの副作用は?
いまのところ目立ったものはありません。ステロイドの内服期間が比較的短かっため、以前列挙したステロイドの副作用は起きにくいのではないか思っています。
ただ骨密度は測定していないのでわからないのと、40代ということで更年期の年代となるので骨粗鬆症対策として活性型ビタミンDのサプリ(市販薬)を開始しました。
高齢者ではビタミンD摂取によりCa上昇が起きやすく、腎障害に至る可能性があるので、自己判断よりは整形外科の指示で例えば採血でCa値をみてもらいなからが安心ですね。
[…] 後日談はこちら→肉芽腫性乳腺炎への治療 中等量のステロイド開始、そのステロイドの副作用は?、肉芽腫性乳腺炎のその後① ステロイド終了、肉芽腫性乳腺炎のその後② 足に赤いポツポツが(結節性紅斑) ステロイド使用の教訓 […]