宅配便を知ろう~クロネコヤマトミュージアム訪問 宅急便体験~

女医ママ
くまさん
女医ママ くまさん

子どもたちが宅配便の絵本を気に入って連日読み聞かせ、前から気になっていた品川のクロネコヤマトミュージアムへ 一連の宅配便に関連した話になります 

子育て中で週末のお出かけ場所思案中の方、そして気になる方向けです

図書館の本から始まる 「はしれ!たくはいびん」

図書館で絵本を借りるとき、下の子は気ままに、上の子は慎重に借りてきます。親としては子どもの目に入りにくい場所かつ気に入りそうな絵本は「これどう?」と見せてみて、気に入ったら借ります。先日、返したばかりの本の棚をみて「はしれ!たくはいびん」を手に取り、2人とも「これ!」と気に入っていたので借りました。その後寝る前に本を1人1冊ずつ選んで読むとき、最近「はしれ!たくはいびん」を連日選んでは読み聞かせます。

この絵本は、祖父母がリンゴを収穫して孫たちに贈るまでの宅配便の交通を含めた流れが紹介されています。リンゴの箱が孫に届くまで、一緒にワクワクします。

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以前 子鉄とともに親も乗り物に詳しくなり、見て乗って楽しむ! で電車などの乗り物について書きましたが、現在も下の子は電車、車好き、上の子は前ほどではないですが好きでいます。

消防博物館(https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-hkkan/museum.html)、鉄道博物館(https://www.railway-museum.jp/)にはいきましたが、最近行ってみたいと思っていたのが品川にある「ヤマトグループ歴史館 クロネコヤマトミュージアム」(https://www.yamato-hd.co.jp/museum/)です。この歴史館は、ヤマトグループが2019年に創業100周年を記念して設立されています。子どもの乗物好きのママさんのSNSでお子さんが宅配便体験している姿があって、興味がでたら行ってみようと思っていました。絵本をきっかけにちょうどチャンスです。

ちなみに羽田空港クロノゲード(https://www.yamato-hd.co.jp/facilities/haneda-chronogate/)の見学もできるそうですので、もう少し子どもたちが大きくなったら行ってみたいと思います。

品川駅より徒歩10分 クロネコヤマトミュージアムへ

ある雨の日に博物館なら室内で過ごせるので行ってみることにしました。数日前から宅配便の博物館に行ってみよう!と子どもたちにも声かけておき、いざ出発です。

品川駅は高輪プリンスがある方面から外にでる機会はありましたが、新幹線側の出口から出る機会はありませんでした。港南口から徒歩で向かいます。徒歩10分以内で到着しました。入り口からすごくきれいです!

正面のエスカレーターで2階へ(奥にエレベーターもあります)。入場料は無料です。ベビーカーはこの総合受付で預かってもらえますし、ベビーカーでの移動も可能です。総合受付で大人は入館証をいただきエレベーターで6階へ。そこの受付の方から写真撮影スポットや飲水可能な場所、トイレの説明、全体の案内を受けます。できて5年ですのでとにかくきれいです。

6階のトイレにはおむつ交換台、おむつ捨てBOXの設置もありました。ありがたく利用させていただきました。

6階で100年前のヤマト運輸の制服を見たり、100年の歴史を振り返るアニメーションをシアターで見てから、階段(スロープもあり)で下へゆっくりと進みます。はじめにアニメーションで大まかな流れを知っていますので、一時オイルショック時代は大変だったことなどかみしめました。個人ベースの運送へ着目し、社内でも反対にあいながらトライしていく、その手書きの解説など、見るのは大人の方が楽しかった展示物でした。

子どもにはお待ちかねの宅急便体験。110センチ、130センチ~のサイズのドライバーさんの制服の上着と帽子を着用できます。帽子の前には髪の毛のネットをしてから帽子をかぶりますし、上着帽子はあとで回収されて清潔に配慮されています。

①宅配便を持つ恰好で写真、②宅配車の運転席に座る(3分)(写真下)

宅配荷物をコンテナに積む(3分)(写真下)というポイントがあります。子どもたち2人で頑張って運んでいました。運ぶ箱の形や種類がいろいろあって、簡単ではありません。上に積んだり落ちそうになったり、空の箱なので安全面も大丈夫です。

時間は3分でタイマーでチェックされていますので、混むことも待つこともありませんでした。子どもたちはなかなか楽しんでいました。

その後は未来創造ラウンジ&ライブラリーで塗り絵的なものをして、その作品をマグネットで壁に貼りました。

2階の総合受付へ戻って入館証を返却、奥に「スワンカフェ」という小さなカフェがあり、子どもたちと休憩しました。このカフェはおそらく採算度外視しています。子どものパックジュース130円、土日は3つのドーナツ400円のところ300円とセール価格。我が家は飲みもの+クロネコヤマトクッキー5枚入りを注文、目の前の高浜運河を眺めながら一息つきました。

子供に全体の感想を聞いたところ、アニメーションのところ、宅急便体験が楽しかったとのことでした。この記事の題名の宅配便を知ろうというのは大人がですね。子どもたちは知るという意味では絵本で十分でした。

夫とは入場料無料でカフェも格安でグッズ売り場も少しで商売っ気がないことから、慈善事業的な博物館なのかな?と話をしていました。

「魔女の宅急便」を思い出す

自分はジブリ作品が好きで「魔女の宅急便」を映画館で見ました。原作は角野英子さんです。この映画を通じて宅配便=宅急便の認識を持った方も増えたと思います。しかし宅急便はヤマト運輸の商標登録された名前でみだりには使用できません。ジブリの映画ではヤマト運輸がスポンサーになっていて宅急便の名の使用ができたそうです。

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角野英子さんといえば魔法の文学館(https://kikismuseum.jp/)が昨年11月にオープンしています。こちらもぜひ行ってみたいと思っています。こちらも昨年の読売KODOMO新聞(https://kodomo.yomiuri.co.jp/)でオープンについて紹介されていて興味を持ちました。子ども新聞について→子ども新聞を読もう!週刊は習慣に!→子どもたちは興味を大人にも新知見になり一石二鳥

宅配便とは?

IT media ビジネスから宅配便についての記事を引用します。

宅配便サービスが登場する前まで、個人が荷物を送るには、郵便小包か国鉄小荷物しか方法がなかった。1976年、大和運輸式会社(現在のヤマト運輸)が個人の荷物を集荷・配達するサービス「宅急便」をスタート。これが日本の宅配便の始まりだった。

https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1504/02/news031.html#:~:text=%E5%AE%85%E9%85%8D%E4%BE%BF%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%81%8C%E7%99%BB%E5%A0%B4,%E4%BE%BF%E3%81%AE%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

国土交通省から報道発表資料、「令和4年度 宅配便等取扱個数の調査及び集計方法」から引用します。宅配便名が取扱事業者で異なり、ヤマト運輸は「宅急便」、佐川急便は「飛脚宅配便」、日本郵便が「ゆうパック」とそれぞれ呼び名がついているんですね。宅急便が宅配便の約半数を占めています。どうりでクロネコヤマトのトラックを見かけるわけです。

「宅配便」とは、一般貨物自動車運送事業の特別積合せ貨物運送又はこれに準ずる貨物の運送及び利用運送事業の鉄道貨物運送、内航海運、貨物自動車運送、航空貨物運送のいずれか又はこれらを組み合わせて利用する運送であって、重量30kg以下の一口一個の貨物を特別な名称を付して運送するものをいう。

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001625915.pdf

余談ですが、昔の佐川の飛脚便はトラックに飛脚の絵があり、そのお尻を触ると幸せになれるという噂がありました。誰が流したんでしょうか?

当時浪人時代だった自分は友人と3人で予備校近くに停車中のトラックの飛脚の絵のお尻を触れました!一浪で合格できたのですが、このお尻を触った効果とは思ってはいません。

今の佐川トラックはこの絵ではないのですよね。この話を知っている方は同世代以上でしょうね!

日々の生活を支える宅配便

個人宅配便が始まって50年たっていないのです。1988年4月クール宅急便が始まっています。ヤマト運輸が個人宅配便のサービス開始時に社長以外からは大反対を受けたなど歴史を知って、便利な宅配便があっていい時代に生まれたとしみじみと思いました。

今はアマゾンや宅配サービスなしには生きられません。特に産後は買い物に出にくくなり、家族分の食材は車なしの我が家では自転車では運びきれないほどになります。週末にはOisixが届き、おむつはかさばるのでネット経由で配送を頼んでいます。日本の宅配便は時間指定から、後で変更、宅配ボックスの利用もでき、日々便利でありがたい存在です。

女医ママ
くまさん
女医ママ くまさん

乗り物好きのお子様が宅配便を認識していたら、クロネコヤマトミュージアムお勧めです!

キッザニアにはまだ行っていませんが人気で混んでいると聞きます。こちらはびっくりするほどすいていてのんびりと見て回れました。

↓よかったら子どもと乗り物関連の記事をご覧ください!

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