出産直後→産後ケア施設はおすすめ!新米ママさん、最強のサポーターとともに過ごすのはどうでしょうか?!

女医ママ
くまさん
女医ママ くまさん

ママさんたちは産後のすぐはどこで過ごしましたか?

私は産後ケア施設を選びました!

今回は産後について、プレママさん向けのお話です。

産後は自宅、実家だけ?

一昔前は産後はママさんの実家に戻って出産し、産後は実家で過ごしながら赤ちゃんのお世話をしつつ、産後母体の回復を待って生後1~2か月過ぎたら自宅に戻っていくというのが多かったのではないかなと思います。

それが、実家側も仕事などで世話になりにくい、両親は高齢で赤ちゃんや自分の世話を頼みにくい、何よりも新型コロナ感染拡大で里帰り出産の受け入れや実家の出入りが気軽にできなくなったなど重なった結果、里帰り出産ではないという方が増えつつあります。

外来ではある患者さんが娘さんについて「里帰り出産で来る!大変!」とうれしそうな反面、大変感を出しているのを思い出します・・・

産前、産後を合わせて「里帰りした」人は約48%。約半数の人が実家で過ごすことを選んでいました。

里帰りはしないけれど親に手伝いに来てもらった人は約24%で、里帰りせず手伝いもなしで乗り切った人は約22%と少数派でした。

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また里帰り出産は出産予定の1-2カ月前には実家に戻っていく必要があるので、産前ぎりぎりまで仕事をしたいプレママさんの場合には適しません。

遠方で飛行機を利用する場合は予定日の4週間以内では医師の診断書が必要な場合もあり、またお腹が張りやすい状態で飛行機への搭乗は不安ですね。

もし里帰りを待たずに早産になった場合には分娩予定の病院ではない病院で出産となってしまいます。

産後ケア施設の選択もある!

第一子妊娠中に、2人の子供出産経験を持つ姉に産後ケア施設の利用を勧められました。

私の実家では母の足が悪い、高齢というのもあって、全面的に産後を手伝ってもらえる状況ではありませんでした。産後すぐに実家にというのは難しかったのです。

「産後ケア施設」という言葉自体初めて聞いたのでネットで検索。その当時は産後ケア施設について情報が少なくて、数人の体験談をネットで見たり、施設を調べたりしながら、産後ケア施設をぼんやりと認識していきました。

自宅と出産病院から行ける範囲にあった産後ケア施設を1つ決めて、資料請求をしてから、施設に電話で質問をした結果、良さそうだと認識して、行くことを決めました。夫の勤務先からも行ける範囲だったのも決め手でした。

そしてこちらに出産後の1週間お世話になりました。住宅地の中にある、お家といったイメージの場所でした。

産後はどんなケアが必要か??産前予想がつかない!

産前に子供が生まれた後の赤ちゃん服、抱っこひも、おむつ、粉ミルク、哺乳瓶など物品的な準備はすると思いますが、産後の心身のケアって予想つきませんよね。

尚、プレママさんへ:産前に用意するとよいものをピックアップします   授乳の苦労話や出産祝いについてもプラス情報あります  に出産の準備について記載しています。

病院での出産の場合、通常分娩で5日間、帝王切開で7日間が産後の入院期間となります。その間の沐浴指導は1-2回だけでおぼつきませんし、授乳にも慣れないまま新米ママは退院を迎えるのです。

尚、赤ちゃんが早産、低出生体重、新生児黄疸などで場合によりママさんの退院が先で後から赤ちゃんが退院ということもあります。

1子目は産後ケア施設に直行しました!

退院後は自宅や実家に行く方が多いのだと思いますが、繰り返しになりますが産後ケア施設に行くというのはもう1つの選択肢で自分の経験からも非常によい選択肢になります。

高齢出産や親世代も仕事をしている方が多くなっていく中で、産後に実家に行っても手伝ってもらえる人が高齢だったり、時間的余裕、心身的な余裕がない家庭が多いのではないでしょうか。

そして産後うつにも注意が必要ですよ!

産後ケア施設どんなところ?

施設には病院、助産院併設型だったり、こじんまりとした一般住宅のようなところなど、その形態はさまざまです。

ベテラン助産師さんが常住し、授乳、ミルクの上げ方、沐浴の指導、母乳マッサージ、育児へのアドバイス、そしてなによりおいしい3食の食事が提供されるのです!

衣類の洗濯は自分でとお願いできる施設と両方ありますが、赤ちゃん関係はたいてい用意してもらえます。ミルクはお湯だけ用意してもらい自分で作成するところと、できたミルクを持ってきてもらうのとあります。

産後は骨盤を赤ちゃんが出てきて骨盤も歪んしていますし、母体は疲労、腰痛、慣れない授乳に胸は痛い、抱っこに肩こりにと満身創痍の状態です。脅しではないのですが、ルンルン!としているママさんは皆無だと思います。体あちこち痛い、眠い、つらいけれども面倒みれるのは自分だけだから頑張ろうという心境です。

この産後ケア施設にいた1週間で沐浴に慣れて、授乳にも多少慣れて、心身穏やかに過ごすことができました。夫も助産師さんサポートの元、沐浴を初めてして、新米父として育成されていきました。

産前から産後も読んだ漫画がありました。「育児のお悩み解決BOOK」おすすめします!第一子目の出産のときに読んだので少し古いかもしれませんが、育児の悩みに古いもないかと思います。産後自分が実感したそのものが掲載されていました。

2子目も産後ケア施設を利用しました!

実は第2子出産の際も利用したい気持ちがあり、夫に相談し利用を賛成してもらいました。というのも上の子は足が悪い母には頼めないので、夫にお願いして、私と赤ちゃんで5日間産後ケア施設を利用しました。転居などの関係で前回とは別の産後ケア施設です。こちらも住宅街の中にあり、静かな民家風なところでした。

留守を頼む夫と上の子のために、宅配食の手配と保存できる総菜を事前に冷蔵後、冷凍庫にストックし、夫と上の子がひもじい思いをしないように事前準備もしておきました。平日は保育園が利用できるので、朝夕と休日に夫が育児をするという具合でした。

退院後すぐに自宅への場合は上の子どもの対応と食事の用意が自分となり、とてもではないが授乳含めて自分がいっぱいいっぱいになるのが目に見えていました。

コロナ禍のため、見舞いは一切できず、産後ケア施設も面会ではできなかったのは残念ではありましたが、テレビ電話で毎日夫と上の子どもには赤ちゃんの様子を見せたり話したりはしていました。

産後ケア施設で、久しぶりの赤ちゃんに少しずつ慣れ、ベテラン助産師さんに母乳マッサージをしていただき、自分の入浴中と食事の時には子供を助産師さんにお願いしました。体にやさしい食事の提供を受けて、英気を養い、自宅へ戻ってこれました。

2回目に利用した産後ケア施設に鍼灸施設が併設され、施設利用もでき、育休中に1度子供と一緒に施工を受けることもできました。

産後ケア施設のデメリットは?→金銭面のみ

あえて挙げるのは費用の点です。病気の入院ではないので保険がききませんでした。高級ホテルに宿泊という値段です。

ただ居住区によっては金銭的な補助が出て負担が半額など割引される場合もありますので、産後ケア施設の補助があるかどうかは確認しておきましょう。

宿泊ではなく通いで赤ちゃんと利用する、産後直後ではなくて産後に定期的に日中に利用するなど、ケースバイケースです。

また、産後の入院期間と産後ケア施設の期間は夫とは物理的に離れるので、生後直後から見ていきたいと思うパパさんにはつらいかもしれませんね。かといって新米パパさんがママさんにできる赤ちゃんに関するアドバイスはないのですから、見守ってください。

産後ケア施設の主役は自分、サポーターが最強助産師さんたち

またまた良い点になりますが、身内ではないその道のベテラン助産師さんは頼りがいがあり、産後何もわからない疲弊している新米ママには救世主です。出産直後の病院内では助産師さんも忙しいので関わりが多くはないのですが、産後ケア施設はゆったりとした時間が流れていて、助産師さんになんでもかんでも聞けるのは素晴らしいと思います。

この数日の体験、経験がその後の子育てにいきましたし、数日間過ごせた安心感が代えがたいものがあります。

女医ママ
くまさん
女医ママ くまさん

産後ケア施設の存在を教えてくれた姉に感謝し、知り合いにもおすすめしています!

これから出産予定の方は産後ケア施設、どんなところかチェックしてみてください!

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