お米は1日何回食べていますか?
私は現在、朝晩は発芽酵素玄米、昼はおにぎりを食べることが多いので、平日はほぼ米、たまに1食は麺かパンの登場です。胸を張って、優秀なコメ食の日本人といえますね!
そして今年はバケツ稲づくりにチャレンジして、稲を育て収穫しました
発芽酵素玄米?バケツ稲?という方向けの話です
米と言えば? 品種について
私は東北地方の出身のため、米と言えば宮城県や山形県あたりの品種で「ササニシキ」から始まり、「ひとめぼれ」「つや姫」あたりを食べてきした。それにしても年を追うごとに新しい品種が出て、聞きなれないと思っているうちに、定着してまた次の米がでてきますね。
以前取り上げた地域医療とお米と只見線 地域医療研修はいまでも医者としての糧です!(初期研修医時代)で魚沼産コシヒカリのおいしさを知りましたが、魚沼のブランド米は値段も高いですね。
最近はふるさと納税で「つや姫」や新潟県の数種類の品種のセットの食べ比べなどしていました。
ただ最近は「発芽酵素玄米」のため玄米を購入しています。そのため取り寄せのしやすいコシヒカリが増えました。
先日のアトムズプリント「コメ」でした。アトムズプリントについて→親としての学び中①~オンライン留学 アトムズアカデミー入会~ そこで猛暑が米にも影響をしていることを知り、米を色々を調べるきっかけになりました。
品種については熊本県の「森のくまさん」というものが可愛らしいネーミングだと初めて知ったり、暑さに強い品種の「新之助」が誕生していたりと知りました。
最寄りのスーパーのコメ売り場を見に行くと、コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち、つや姫、ゆめぴりかと関東以北の品種が多く、新之助もありました。普段は買うお米しか見ないため、こんなにあるのだな~と驚きました。米屋さんに見に行って買うものいいですよね。
アトムズアカデミーの同期の中には、数品種のコメの食べ比べをしていたりと、みんなで米に注目しています。
バケツ稲づくりチャレンジ完了→超不作・・・
ベランダでプランターを置いてできる野菜作りとして、昨年は小松菜、ミニトマトをしていましたが、ミニトマトは実がならず失敗していました。
今年は何かしたいな、と考えていた時に、「バケツ稲づくり」のサイトに行きつきました。JAから種もみを頂いてバケツで稲を育てようという「バケツ稲づくり」(https://life.ja-group.jp/education/bucket/)を知って、2月頃にネットで申し込みました。3月ころに説明書と種もみと肥料が入った封筒が郵送されてきて、費用負担は着払いの300円弱を切手で支払うだけという簡便さでした。
100均でバケツを購入し、土は3種類を混ぜ合わせるのですが、一緒にバケツ稲セットを申し込んだ母が土を分けてくれたため、それを混ぜました。この3種類を混ぜて、外で天日干しをするのです。4月に種もみを水につけ発芽させて、4月末にバケツに田植えをしました。その後は水を張って、水がなくならないように毎朝水やりをしていました。猛暑の夏は1日2回水が必要なこともありました。
そんなこんなで10月に稲刈りをしました。稲の葉が丸まって、中には虫がいました。これがまた無農薬のためか、出るは出るは・・・3割の葉にはいました。後日稲の害虫の本の中の写真で、収穫時に見たのはイチモンジセセリの幼虫ではないかと見比べて思いました。
その稲穂を天日干しをして、11月23日新嘗祭の日、先日モミの数を数えました。スカスカの空のモミも多く、家族総出で数えましたが、約1700粒中、実があるものは200粒ほどで、2割に満たない、超不作という結果でした・・・
これが職業が農業で稲作を主としていた場合は、不作だけで終わりにならず、生活を揺るがすことにもなりません・・・猛暑が影響したのでしょうか。置いたベランダの環境も悪かったのかもしれません。
米の食育
バケツ稲つくり中、子どもたちは毎朝ではありませんが、稲を気にして見ていました。
稲モミ→田植え経験→稲の成長→稲穂観察→稲刈り体験→モミ数えと食育になったなと思います。後述しますが、玄米も見ていますので、米のモミの状態、玄米、白米を目てみて、触って知っているのです。米を食べるときにも、子どものうちから米がどうできてきたのか知っていることは大切だと思います。
またコメ関係の本では日本のコメのジャポニカ米と、細長いコメのインディカ米の違いや写真で見たり学びました。
そしてコメ関連の絵本としては「もしも日本人がみんな米粒だったら」を読みました。そこで米一合が8000粒ということを知りました。米一合はお茶碗2杯分に相当するそうです。子どもたちの食べている量は少なめで1500粒くらいか?子どもと想像して、米の一粒の大事さを教えつつ、自分も知りました。
稲を育てた小学生時代について
実は稲づくりははじめてではありません。私自身は小学生低学年の頃に稲の苗を小学校でいただいて、自宅で発砲スチロールに土を入れて育て、収穫して神棚に稲穂ごと供えていました。
翌年以降は東北の知り合いから苗を毎年いただいて、発泡スチロールで稲づくりをしていました。ある年はメダカを放したり、水をためているとぼうふらが湧くのでぼうふら退治をしたりと小中学生の頃は稲を育てて、稲刈りをしていたのは良い思い出です。水やりはそこまでしていなかったので、稲の生育には母の協力が大きかったと思います。
主食:発芽酵素玄米への移行
医学部で栄養素や摂取カロリーについての学びはありましが、食育、細かい食事、栄養学は皆無でした。そのため、患者さんの体重からの理想カロリー計算はしますが、自分について食事の種類を気に掛けることはなく、子どもと自分たちが毎日簡便に食べれるものという選択から、朝食はパンに子どもは好きなのでバナナ、夕食は電子レンジ調理する総菜を併用したり、ホットクックの調理を併用したりと栄養面の注意は残念ながらできていませんでした。
このように以前は朝食にパンが優位でしたが、アトムズアカデミーに入会して食事についていろいろと教えていただいて、「発芽酵素玄米」が体によさそうということを知りました。「結わえる」の店舗で寝かせ玄米を食べて美味しいなと思ったことはあったのですが、3日間も寝かせるということで自宅では無理だと思っていました。
ちなみにアトムズアカデミーで発芽酵素玄米食に必ずしなさいという強要や、この炊飯器を買いなさい、この玄米を買いなさいというのはありませんので、その辺の心配は一切ありませんよ。
少し悩みましたが、専用の炊飯器を購入して、夏の後半から「発芽酵素玄米」を朝、夕食と主に食べることになりました。そして米がいきなり変わるのでは子どもたちになじみがなく、拒否的になる可能性もあったため、少々高いですが「結わえる」の寝かせ玄米(https://www.nekase-genmai.com/?srsltid=AfmBOop27KngE59ujGO9Xsw_ahJgjsgIVcWKOudIv9u5rjCqKmgmamwy)で先取りしました。寝かせ玄米のパックを複数購入し、1か月の期間、炊飯後の通常の雑穀米にこのパックで加熱後の玄米を混ぜました。玄米の混ぜる割合を増やし、最終的にはほぼ寝かせ玄米の状態になりました。
そして食べた子どもたちが「おいしい」となってから発芽酵素玄米食切り替えました。炊飯器は寝かせる時間があまりないタイプのもののため、食べるまでに3日間置く必要はなく、常に発芽酵素玄米をホカホカの状態で食べ続けている状態です。冷凍してチンするより手間が省け、身体にもよく、一石二鳥です!
ちなみに発芽酵素玄米は「玄米+小豆+塩」に専用の炊飯器で炊きます!昔は10合タイプもあったそうですが、現在の炊飯器は5合タイプのものしかないので、炊くと家族の人数によりますが2~3日でなくなり、また炊くというパターンです。残ったものは冷凍できます。
発芽酵素玄米生活で変わったこと
先日の健康診断では体重はあまり変わりませんでしたが、血中のLDLコレステロール値がわりと正常上限からやや異常できていたものが、一転正常上限でない正常値になっていました。朝の主食がパン食からこの発芽酵素玄米に変ったことが1つの因子と思っています。
風邪をひきにくくなったように思いますが、子どもたちの風邪の頻度はさほど変わりません。一緒に食べている夫に聞いてみたところ体調としての変化はなし、子どもたちは便通がよくなっていますね。
大腸の非特異的炎症(40代はじめての大腸検査 診断名は非特異的腸炎!?整腸剤の知識をもとう!)を昨年指摘されていますが、こちらも発芽酵素玄米は胃腸への負担が少ないため、改善するのではと期待しています。今年は大腸検査をしていないので確信はもてませんが、便秘(便秘で困っていない?!便秘はQOLを低下させる!コロコロ便をバナナ便へ)で常用している酸化マグネシウムの量が3割ほど減ったのもよかった点です。
発芽酵素玄米は、みなさんにお勧めします!栄養価は高いのです。もちろん炊飯器購入まえにおためしで1か月くらい食べてみて、体調の変化など確認しながら移行してみるのはどうでしょうか?味が合う合わないはあるかと思いますが、ふっくらしてもちもちとして美味しいので試してみてください。
ちなみに子どもたち曰く、「遠足のおにぎりは白ご飯にして!いつものだと色が茶色っぽいからヤダ」と言われており、白米もお弁当のためにごくたま~に炊いています。頻度は1か月に1回あるかないかなので、白米の減り具合が異常に遅いです。
腎不全患者さんの食事療法では低たんぱく米もあります
仕事柄、腎臓が悪い患者さんには低たんぱく食をお勧めはしています。患者さんの中には、たんぱく質量の少ない「低たんぱく米」を召し上がっている方もいます。「低たんぱく米」は酵素もしくは乳酸菌によってたんぱく質を分解、除去をすることで、通常のごはんよりもたんぱく質を減らしたご飯です。
以前は美味しくないからやだという方もいましたが、1食は低たんぱく米にしてパックのごはんをチンして食べている、そんなにまずくはない!という患者さんもいました。
高齢者の方では、あまりにたんぱく制限をしすぎて痩せてしまって・・・というケースもあるので、一概に腎不全の方に低たんぱく食、低たんぱく米を勧めることはしません。ぜひ栄養士さんや主治医に相談されるとよいと思います。
米食の勧め!
社会人になると、昼ご飯は外食やコンビニで済ませたりという方が大半でしょうか?
昼はお弁当持参でないとすると、朝、夕は自宅での食事です。日本人が昔から主食がコメ食で、戦後の食の欧米化で小麦ベースのうどん、パスタ、パンの登場が多くなっているご家庭もあると思います。
日本人の腸管にはコメ食が合っている、日本のコメを守っていくにも1日2食は国産のコメ食を選択するのはいかがでしょうか?発芽酵素玄米食もよかったら試してくださいね。発芽酵素玄米については健康改善などには1日してならずと思います。
そして一度、お子さんとバケツ稲づくりにチャレンジして、おコメの一生を学んでみるのもお勧めですよ!