医療者の恰好、気にしたことがありますか?白衣は医者や検査技師さん、薬剤師さんかな?あれ?病院によっては全員スクラブでそろえていたりさまざまですね。
今回はこれから医師になりどんな格好がいいのか悩んでいる人向け、また医師の恰好が気になる方向けです。
さて、医師の恰好は白衣がメインでしたが、ケーシーやスクラブの方もいますよね。違いについてのクラシコの解説を参照ください→https://www.clasic.jp/journal/labcoat-choice/1980
初期研修医の自分は白衣 on ケーシーでした
患者さんに不快に思われないように清潔な格好を!と思った当時、私は上下のケーシーに白衣を羽織っていました。全身真っ白です。初期研修医なため、メモや研修医本をポケットに入れて、ものすごく重い恰好でした。
夏場は暑いのでケーシーの上下で過ごしました。
ちなみに、白衣やケーシー、スクラブは医療用の服ですので病院の方で洗濯をしてもらえます。
研修医後3年目以降は?
白衣がメインになり、スクラブは当直時に着るようになりました。当時は当直回数からスクラブは2セットだけ購入しました。現在はアマゾンで購入しますが、当時は白衣ネットで購入していました。→https://ths-net.jp/
中堅となっておしゃれ白衣を買う!
その後、病棟業務より外来や机の雑務が増えたため、基本が白衣となりました。中堅となると白衣にもこだわる先生が出てきます。
私も真似をしておしゃれ白衣と言えば=クラシコで白衣を購入しました!クラシコ→https://www.clasic.jp/
なんと、患者さんからも「先生、その白衣格好いいね!」とめったに褒められないのに、お褒めの言葉をもらいました。中身は変わっていないのに、恰好がいいと、多少箔もつくのでしょうか。
白衣やスクラブは贈り物や一緒に作ることもできます
医師の送別の際に名前入り恰好よい白衣を送ったり、診療科によってはお揃いのスクラブを作って着るところもあります。
医学生さんが実習で、部活でつくったというお揃いの白衣を着ていたり、これまで実習班でお揃いの白衣やスクラブを作るケースもあるようです。
妊娠中は大きめ白衣がベスト
看護師さんには妊婦さん用のワンピース服があるようでたまに見かけますね
妊娠中は前期はこれまでのスクラブを着用できますが、後期はおなかが出てくるので着用困難となってきます。私個人は白衣の下は妊婦用服や大き目の服で、上は白衣の上ボタン1つを閉め、大き目の白衣を羽織っていました。
このあたりは個人個人で工夫していることと思います。
現在はスクラブ一択で過ごしています
現在は病棟業務がメインのため、着替えやすくかつ動きやすいスクラブ一択になっています。スクラブも上だけで7枚ほど、洗濯に出すと数日後から1週間後に戻ってきますので、毎日着るために増えました。
寒くなるとスクラブの下に長袖のシャツを着ています。
病院から支給されないの?(追加加筆)
これまで勤務した病院の中では基幹病院の1か所白衣の支給、もう1か所で白衣の貸し出しがありました。
1か所目の白衣の支給は化学実験でも活躍する単純な白衣2枚で、頂いたものの活躍するのは他の白衣やスクラブがなくなってどうしようもないときのみ。出番が少なく、病院のロゴもないものでした。頂いた手前文句をいうのもよくはないのですが、どうせなら1枚で病院のロゴが入ってスマートな白衣であってほしかったです。
もう1か所の白衣は支給ではなく勤務期間の貸し出しのもので、病院のロゴ入りで少し厚手のタイプでした。こちらはたまに利用しました。
今は新しい病院やクリニックでお揃いのスクラブを支給するところもあり、少しあこがれてしまいます。いろいろ書いてきましたが、学校の制服のように定型で決まっていて、その定型がカッコよいものであれば迷わずそれを着ていけますからね。ただ流行も変わるのでしょうから、経営者側にはコストになり踏み切れないものとは思います。
医師の恰好のおすすめ
前述のように病院で指定の白衣やスクラブを提供する場合もあると思います。
もし、恰好に迷っていたら以下を参考にしてください。
病棟中心で動く(初期研修医)→スクラブ
外来担当する→白衣、白衣が着にくい場合はケーシー
当直→スクラブ
はじめて会う場合や畏まった場面では患者さんや患者さんの家族の前では白衣を着て、前ボタンをしめてピシッとしましょう。いくら白衣でも前ボタンを留めず、だらしなくシャツがみえていれば不快になりますよ。
身だしなみという点では寝ぐせはない、パッと見て清潔な格好であればどの恰好でも問題ありません。
[…] 以前、医師の恰好 白衣vsケーシーvsスクラブ 現在はスクラブ派 で初期研修医時代の真っ白な恰好だったことを触れました。初期研修医のころはそろそろ20年経とうとしています。結構大変だったと思いますし、研修医がんばります!という真面目研修医だったような記憶があります。 […]